2.非真円チェーンリング
■■■ RIDEA 非真円チェーンリング ■■■ 非真円ギアの効果、RIDEAの特徴を詳しく説明。
現在一般に知られている非真円チェーンリングには、RotorやQ-Symetricの製品があります。
どちらも非真円ですがそれぞれ形が違います。
RIDEAもまた違う非真円を特徴としたチェーンリングです。
ここでは、RIDEAの非真円チェーンリングがどのような特徴を持つかを説明いたします。
1.ペダリング時、パワーを効率良く出せる範囲が約40°に設定されています。(最大直径の範囲が約40°)
これにより狭い最高効率点を体に覚えこますような練習は不要となります。
Rotor製チェーンリングではこの範囲が約10度と非常に狭く設定されています。
RIDEAの非真円チェーンリングでは普通に練習を積めば最大効率点で使用する筋肉が幅広く
効果的に鍛えられます。
また、40°の幅があるため、坂道走行においても体の出力パワーを効率よくペダリングに
使用できるポイントを逃すことはありません。角度調整も不要です。
このように、最も効率良く足からクランクセットへパワーを伝達するための非真円カーブを
追及して開発されたチェーンリングです。
2.上死点、下死点で直径が急変しない。
力の入らない上死点、下死点で急激な変化があるとペダリングのミスでひざを痛める場合があります。
何万回ものペダリングで、リスクは最低限にとどめたいものです。
RIDEAの非真円チェーンリングは上死点、下死点付近での直径変化率がなめらかに設定されています。
死点通過は短くかつひざの関節に負担をかけないカーブです。
Q-Symetric製のチェーンリングは変化率がかなり大きく設定されています。
3.滑らかな変速動作
一般には非真円チェーンリングに替えると、変速動作性能が悪化します。
更にはチェーン脱落の確率も上昇します。
RIDEAは新しい概念で変速ピン、歯の形状を工夫し、チェーンの脱落をなくし、
かつ変速動作を滑らかにすることを実現しました。
これによりディレーラーへの負荷も減少します。
4.インナーチェーンリングの最高効率点
インナーチェーンリングは上り坂での使用が前提であるため、最高効率点を15°ずらし、
実際の出力パワー点と整合させました。
5.クランクアーム構造
非真円チェーンリングの最大効率点と上下死点の動作原理から、チェーンリングを支える
クランクの強度を考えると、4アーム構造が合理的となります。
よってレーサー仕様の±2Tとプロ仕様の±3Tは4アーム構造で強度と軽量化の最適化を
行っています。
6.使用シーン
レースでの使用では同じパワーでよりスピードを上げることができます。
ツーリングでの使用では筋肉への負担を減らし、よりライディング距離を伸ばすことができます。
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