サイクルイベント by ギアステーション2016/2/28-2016/12/24
   

2016年12月24日:淡水方面
私店長橋本は本日のフライトで日本へ一時帰国です(今頃空の上)。
ちょうど沖縄からのお客様が台北サイクリングを楽しみたいということで、いつもの相方に案内のお願いをしました。
以下相方TAさん

沖縄からの旅行者の方と台北をサイクリングしました。
手前のグリーンが沖縄のキャリーミー、奥が私TAのブロンプトンです。

12月24日は晴れ渡りいい天気でした。
朝9時にホテル大倉で待ち合わせて大稲埕碼頭から自転車道に入り、一旦台北大橋を渡り
淡水河の左岸にでて、関渡大橋から淡水河の右岸に戻り淡水に向かう段取りです。

爽快な青空のもと一路淡水を目指しペダルをこいで行きます。
しかし!(左岸の)淡水河河畔公園でキャリーミーが後ろのタイヤがパンクに見舞われます。
見たところタイヤに外傷はありませんが、ポンプで空気をいれてもすぐにタイヤがぺしゃんこ
になります。
タイヤが特殊なので仕方なく(CMとブロの2台を)折りたたんでタクシーで内湖にある
キャリーミーを取り扱っている専門性の高い自転車屋に駆け込みました。
自転車店で修理をするとパンクの原因はチューブの劣化。チューブが薄くなり数か所で
空気が漏れていました。聞けば中古車を購入されたとか。
パンクした後輪とは別に、念のため問題の無い前輪のチューブも交換しました。
取り出した前輪のチューブを見るとパンクは時間の問題という感じでした。
費用は600元也。

修理後気を取り直して(旧Gearstaitonの近くの球技場から)再度自転車道に入り一路
淡水を目指しました。
キャリーミーの巡航速度は時速15㎞ほどです。淡水に到着後は屋台でC級グルメを
食し、赤毛城、淡水漁港まで足を延ばしました。

帰路は「市内は無理、行けるところまで」と決め、なんとかたどり着いたのが
MRT竹囲です。MRT双連でMRTを降り、軽く市内をポタリングして17時ごろ
ホテル大倉前でお別れしました。

総走行距離は約50㎞、超小径車のキャリーミーとしては異例の
長距離サイクリングとなりました。
やはりキャリーミーはポタリング用と確信しました。

2016年12月18日:小烏來に再挑戦!
上り下りの多いコースですがいつかは制覇しなければと思い、本日決行です。
この時期コスモスと、すすきがきれいです。

いつものように7号線と7乙号線の交差点にあるコンビニに集合です。天気も気温もちょうどよく、海抜300mの集合場所まで約2時間で到着です。10時から11時ごろになると多くのサイクリストたちがコンビニで小休止をしています。
ピンクのユニフォームは40代くらいの女性ライダーチーム(もっと上かな?)です。羅馬公路という石門水庫をぐるっと回るコースを走るのでしょう。

石門水庫へ流れ込む川の上流です。

橋を渡って対岸に行っていたら、羅馬公路、石門水庫を回るコースですが、我々は渡らず、更に登ってきました。

小烏來天空縄橋まで入ることができました。この先に天空歩道があるのでしょう。橋の上には観光客がいるのですが、門は締まって入れないようになっています。どうなっているのでしょうか?

ここで食事と思って、店に入ってメニューを見ると高い?周りを見るとお皿が大きく量が多い。団体客用のお店なんでしょうか? 後で考えると、量半分/価格半分と交渉してみるんだったかなと思っています。エネルギー的には大丈夫そうだったので、本日一番きつい帰りのコースへ戻ります。400mから300mまで下りて更に450mまで登ります。先ほど通った道なので坂の急さが記憶に残っています。ところが実際は思っているほどではないのが常なのです。何とか登り切り、一休みです。ここから7乙号線で三峽まで、ず~と、ず~と下りです。下りも長いと腕から肩にかけて結構疲れます。今日はもしかしたら登り途中の休憩より、下りの休憩の方が多かったかもしれません。
三峽へ到着、相方は台北へ、私は桃園へ。 ご苦労様でした。
本日の最高海抜は450m、総走行距離は90Kmでした。

2016年12月4日:台北市内
今回は台北市内の観光スポット?を自転車で回ってみました。台北旅行の参考になるかもしれません。観光バスも良いですが、台北市内の公共交通手段の底辺をなす「You-Bike(Uバイク)」を利用してもめぐれるコースです。Uバイクに関してはこちらを参考。http://www.taipeinavi.com/play/476/

台北駅からスタートです。

台北の駅前、道路の反対側には新光三越デパートのビルがそびえています。台北101が出来るまでは台北で一番高いビルでした。地上階には百貨店の各フロアー、更に上層階には高速エレベーターでレストラン街へつながっています。地下は食料品売り場で、ここでしか買えない日本の食品がそろっています。台湾駐在の日本人にとってはありがたい場所ですが、値段はかなり高めです。
 次に向かったのは「台湾総統府」です。昔むかし日本の建築家が建造した建物で、平日午前中は内部が一般公開されているそうです。台湾総統の蔡英文氏はここで仕事をしているのでしょう。
本日報道された2日のアメリカ次期大統領トランプ氏からの電話もここにかかってきたのでしょうか?
次は国立中正紀念堂です。蒋介石総統が逝去した時に哀悼の意を表す目的で建造されたとされています。敷地内は学生がダンスをしていたり、観光客が記念写真を撮っていたりしています。自転車は入り口に置いて、歩いて入って行きました。

西に進み、龍山寺です(写真下左)。いつ来ても多くの人がお祈りをしています。
さらに若者でにぎわう西門町です。(台湾の原宿と呼ばれています)(写真下右)

お腹がすいてきたのでガイドブックにも載っているらしい小さな牛肉麺屋さんで昼食を取りました。
店の名前は黄色い文字か?麺大王しか読めません。大きなおわんに入っているのは薬味(酸菜)なんです、みんなどっさり入れます。牛肉麺のスープには基本形が3種類有ります。
1.清燉牛肉麵:透明のさっぱりスープです。
2.紅燒牛肉麵:牛肉麵と言えばこれだという独特の代表的スープ。味をなんと表現してよいか分かりません。
3.番茄牛肉麵:紅燒スープにトマトを煮込んだこってり系スープです。
これに牛肉と麺の組み合わせで各店の特徴が出てきます。ここのお店は番茄牛肉麵で牛肉がやわらかく、麺が太いのが特徴でおいしいです。酸菜も山盛りで準備されていてGoodです。
ちょっと気になったのがメニューです。「牛肉拉麺」と有ります。「牛肉麺」ではないんです。
「拉」(ラー)は引くとか、引っ張ると言う意味で伸ばして伸ばして麺がだんだん細くなっていくイメージを持ちます。拉麺(ラーメン)の語源だと思います。でもここの麺はうどんなのです。
もし仮に店長に質問しても答えは一つです。引っ張ってこの太さで出来上がりなんだ。

店の小道を出るとそこは「カメラ街」カメラ屋さんがずらっと並んでいました。ここでカメラのアングルミスが発覚。秋葉原の上になんて書いてあるか気になって仕方が有りません。

ここから信義路を東へ台北101をめざして進みます。歩道には自転車レーンが表示されており便利ですが、石畳が多く、どうしても車道を多く走ってしまいます。ツツーーーと走っていると人だかりが???
近寄ってみると全員日本人観光客です。そうです、ここも一つの名所「鼎泰豐 本店で小籠包食べなきゃ、来た意味無い症候群日本人歩道はみ出し」スポットです。はるかなる昔からの超人気スポットですね。
実は他のお店の小籠包も同じくらい美味しいのです。(私には味の違いは分かりません、どこでも同じ味)

更に西へ進むと台北101です。地上101階建て509mの台湾一の超高層ビルです。展望台に行くと見れますが、87F-92Fのところに直径5.5m661トンの振り子が入っています。有料の88-89階の展望台からさらにお金を払って、91階の野外展望台にもいけます。(写真右)

ここから左に曲がり北上します。
見えてきました。日本のテレビでも報道していましたが、熊谷組の子会社、台湾 華熊營造股份有限公司が建設中の「陶朱隠園」(写真下)です。最上階は45億円?ホンハイ/シャープの会長さんが2戸購入予定とか?エレベータは車ごと載り、自分の階に駐車するんだとか。と言うことは、、、エレベータは回転してるんですかね?
自転車で周りを走ってみましたが、静かな高級住宅街にひときわ目立つ「ねじれビル」です。


  

饒河街觀光夜市の横から基隆河に出てサイクリングロードを西に向かいます。
松山空港の端から大直橋を渡り対岸の一般道を走ります。  

最初に出てきたのは「国防部空軍司令部」です。飛行機の翼をかたどった立派な門構えを写真に撮ろうとしたら、マシンガンを持った空軍兵士が威嚇射撃、ダダダダダ、、いやビービービーと警告の笛を吹いてきました。撮影禁止の命令です。絵がないもの寂しいのでグーグルストリートビューから写真を拝借して載せました(写真左側)。兵士さん私が撮った写真ではありません、信じてください。しばらく行くと今度は「いかり」が門前に、そうです「海軍司令部」です(写真右側)。こっちでもマシンガンの兵隊さんが睨んでますので、グーグルストリートビューです。なんかどっちも緊張感がピリピリ伝わってきます。トランプさん直通電話でなんか言ったんじゃないの?最近決まったアメリカ次期国防長官マティスさんが台湾国防部に電話したのかも。

更に行くと「忠烈祠」(ちゅうれつし)ここの衛兵2名は1時間動きません。1時間ごとに衛兵交代の行進セレモニーが有ります。こちらの兵士は銃を持っていますが銃弾は入っていないのではないでしょうか?
観光客が一緒に写真を撮っているのでピリピリとした緊張感はありません。
辛亥革命、中共との戦いで戦死した約33万人の兵士の霊を祀っている場所だそうです。

隣の公園には大砲が、台湾ではよく公園に昔の兵器が展示されています。子供たちになんと説明するのか?
徴兵制度のある国なので、あまり抵抗もなく、これも有りなのかもしれません。
日本の公園には有りませんね。

少し北に移動し、「國立故宮博物院」です。観光バスがどんどん入っていきます。全部外国人でしょう。
中に入るとほとんど中国人でした。服装で分かります。原色系のはでな服を着たおばさんが目立ちます。
その中にセーラー服の少女たちが、、、広島から来た女子高生でした。

そして最後の名所は1年前まで当店ギアステーションが近かった、士林夜市です。
ここで一休みをしたら台北駅へ戻ってバスで帰宅です。

今回は台北市内を走り名所巡りと共に、政治/軍事/観光/牛肉麺、と幅広く薄っぺらい御報告でした。
全行程45Km,高低差ほぼ無しでした。
  



2016年11月13日:桃園、林口周辺
今回は近場です。桃園アリーナで集合し、すぐ横の河沿いサイクリングロードで海に向かいます。
天気も良く、風も涼しく快適に進みます。

河沿いの住宅街にもサイクリングロードが走っています。

下流に向かうと川幅がだんだん広くなってきます。

河の横には人工池が作られ、近所の住民がくつろいでいます。蛇類注意の看板の横では親子連れが蛇に狙われているかもしれません。

サイクリングロードの終点から、少し北へ走ると、また小川の横のサイクリングロードに出られます。
高架線は台北-桃園空港のMRTですが、まだ開通していません。

海の近くまで来ると、「ようこそ竹圍漁港」の看板と共に巨大な鯛とトノサマバッタが、、、、いや海老か?
お出迎えです。

漁港の市場、人でごった返しています。

1階は食品売り場、秋刀魚も安く売られていましたが、気分を害する人もいるのではないかと思い載せませんでした。

2階は食堂ですが、食事どきでどの店も席がいっぱいでした。外に出て隣のお店に入りました。
久しぶりに昼食の写真です。青菜/蟹爪/カキ/貝。

往路は林口の高台を目指し108号を上ります。この時期から冬に掛けてはコスモスの栽培畑がきれいな場所です。
「コスモス街道108」と名付けました。

道の両側にいくつもの畑が、次から次へと出てきます。最盛期は車の渋滞も。







コスモス街道を抜けると急坂が始まり、一気に林口に上ります。
ここから私は桃園方面へ尾根伝いをひた走ります。
虎頭山 環保公園から見た桃園市内です。霧かスモッグかPM2.5か分かりませんが、あの中に戻っていきます。

今日の走行距離は56Kmでした。


2016年11月6日:九份
何回かバスやタクシーで行ったことのある九份です。皆さんも行ったことがあるのではないでしょうか?(みなさんて誰?)
話がそれますが、気になったのでGoogleアナリティクスで調べてみると、この1ヶ月で96人の方がこのページを見てくださっていることが分かりました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。まじめに書かなくては、、、
それでは、お話を九份の件に戻させて頂きます。(96人の視線を感じ固くなってしまいます)
車に乗って坂道を登っているときは、こんな坂は自転車ではとてもじゃないけど登れないだろうと思っていましたが、裏側から自転車で挑戦することとなりました。事前にGoogleMAPで調べてみると、なんと裏側からの方がきつそうでは有りませんか、海抜50メートルから500メートルまで登り、そこから300メートルまで下りたところが九份です。何で余分に登らなくてはならないのか?と思いつつ当日は自転車を手で押してでも登ってやる、との決意で出発しました。
台鉄で「雙溪火車站」まで行きます。エネルギー補給をして出発です。

ひたすら登ります。真ん中に見えるのは九份に行くと隣に見える基隆山か?

周辺に高い山が見えなくなってくるとそろそろ最高地点に違いないと自分に思い込ませつつひたすらこぎます。

なんとか自転車を手で押すことなく最高地点に到着しました。南側には出発した雙溪の街が、西には瑞芳の街と海が見えます。200m下にある九份は見えません。

しばらく尾根伝いを走りそこから下りが始まります。下りが始まると九份までの区間は絶景の連続です。200m余分に登った甲斐が有りました。海に浮かぶのは基隆嶼と言う小さな島です。秋風も最高です。

九份からも見えるこの風景、九份よりも200メートル高いところから、上から目線で撮れました。

よそ見をしていると、崖から海に転落してしまいそうです。



九份風景區は大勢の人でごった返していました、ここでの休憩は早々と切り上げ、九份で有名なMistyシュークリームの本店まで下り、糖分補給いたしました。

瑞芳車站まで下りて電車で帰路に向かいました。

走行距離はたったの23Km、高度差450mくらいでした。また機会があったら黄金瀑布の方に下りてみたいですね。
思ったほど難コースではありませんでした。

どうでもいい話:
時間の「きゅうふん」と場所の「きゅうふん」で、なんで中国語の発音が違うのかずっと悩んでいました。この記事を書いて分かりました。分と份の字が違っていました。話しているときにはこの「フン」の字の違いに気がつかなかっただけでした。
分は一声、份は四声だったのです。なーんだ!

2016年10月16日:小烏来方面へ向かう。
今回も懲りずに小烏来方面へ向かいます。台北と桃園からスタートのため中間地点の山の中に集合です。
桃園を出発した私は大溪を経由し山の中へ入っていきます。天気も空気もよく快適ですが、わずらわしいのは狭い道路で、観光バスが連なって追い抜いて行くときです。バスさえ来なければ、、、

車道のトンネルの横には、自転車/歩行者専用トンネルが有りました。(舊百吉隧道)

なんとか時間通りに集合場所である、7号線と7乙号線の交差点に到着。

そこには2軒のコンビニが有り、多くのサイクリストが集まっていました。おにぎりを食べようと思っていたのですが、すでに売り切れです。仕方なくサンドイッチでエネルギー補給です。そこにやってきた相方、、、なんと自作おにぎり持参で参上です。さらに山奥に進んでいきます。

この辺の最高地点に到着しました。ナビで調べると現在標高450mこの先4Kmほど下りが続くようです。
(後で調べると標高450mから4Km程下りで標高270mとなり、その後2Km程上りで標高370mに達する)
午後になり日差しも強く、ここを降りたらまた上って来なくてはと言うプレッシャーに、本日はここまで。と言うことになりました。またいつか挑戦です。 帰り道はほぼ下り坂、慈湖記念公園で一休みです。

観光バスはここまで来て、戻っていくようです。

桃園の高台に戻るのに激坂はつらいので、鶯歌経由で帰ることにしました。(こっちの方が辛かったかも?)
本日の総走行距離は81Km、標高は450mでした。


2016年9月25日:台北駅→台北動物園→十分→基隆
台湾に戻ってまいりました。
今回は初めてのルートです。台北動物園から106号線を基隆方面へ走ります。しばらくゆるい上り坂を進むとレンガ造りの町並み、「深坑老街」が現れました。台湾にはこの雰囲気の老街は結構多いのだなと感じました。
昼前なのでお店が開き始めの時間です。すでに行列の出来ているお店もありました。

道路の下のほうに清流が流れており、皆さん並んで釣りをしています。何を釣ってるのでしょうか?渓流魚なのでしょうか?
この辺はちょうど淡水河の支流に当たる景美渓(台北動物園方面へ)と、
基隆河(基隆の海の方に向かい海には出ずぐるっと回って淡水河につながる)が流れ出す2つの源流があるところです。
更に登っていくと基隆方面からの支線である平溪/深澳線の終点駅である「菁桐火車站」に到着しました。
この辺は観光地で人がいっぱいです。「線路内に入らないで下さい」と言う注意書きがあるにもかかわらず多くの人が、線路に入り記念撮影をしています。

線路沿いの木の柵には「願い事?」が書かれた竹がびっしりと掛けられています。中国語/日本語/韓国語/英語その他もろもろ、世界中の人が来ているようです。

更に106号線を進むと「十分駅」です。もはや立ち入り禁止の看板は見当たりません。線路上で「願い事?」を書いた
天燈(ランタン)を飛ばす人でごった返しています。ランタンに書いてある字はここでも多国籍。赤いランタンは中国語、手前は韓国語、向こう側は日本語でした。

さて、本日も行き当たりばったりのサイクリングです。ここから戻るか、基隆に出るか?
基隆-台北のバス国光号(自転車を乗せられる)があるか確認したかったので、基隆に出ることにしました。
下り坂で一気に基隆まで行きます。
今日も豪華客船が停泊していました。

探すとすぐに台北行きのバス国光号が見つかり、台北で桃園行きに乗り換えて帰宅いたしました。


2016年8月28日:町田→江ノ島
今回も日本版(解説:関口)
ギアステーション番外編第3弾は、超大型台風「ライオンロック」来襲直前の8月最後の日曜日、元ギアステーションのメンバーと江ノ島のしらす丼を目指す旅に出ました。
  東京町田付近から、江ノ島まで流れる境川。この境川沿いに、サイクリストに良く知れたサイクリングロードがあります。神奈川県大和市から神奈川県藤沢市に至る「藤沢大和自転車道線」をメインに、町田市街から町田市鶴間までの区間を併せて、「境川サイクリングロード」「境川ゆっくりロード」の愛称で親しまれています。全長約20kmの標高差は66mと平坦、いくつか信号がありつつのんびり走ることができます。輪行の場合、小田急江ノ島線の鶴間、東急田園都市線のつきみ野、中央林間が便利ですが、今回は、小田急線町田駅に集合です。

JR町田駅南口の目の前が、サイクリングロードの入口。境川堤防上を走る長閑な道沿いに桜並木があり、春先は人が多いんでしょうね。東名高速をくぐり相模鉄道越えは迂回路を回り、轟音を轟かせて走る東海道新幹線をくぐる頃には、辺りはすっかり田園風景です。相模鉄道いずみ野線を越えたら、境川遊水地公園の「鷺舞橋」に到着。川下に向かって傾斜した吊り橋は、なんと「基隆河」に掛かる「星光橋」にそっくり!「鷺舞橋」の袂、今井休憩所で一休みです。公園の先で境川が和泉川と合流、暫く「両手に川」の状態で走ります。やがて左岸の丘の上に、2002年に閉園した横浜ドリームランドのシンボルタワー、ホテルエンパイアが見えます。現在は「横浜薬科大学 本部・図書館棟」だそうですが、五重塔を模した21階建の高層建築が異彩を放ちます。

さて「俣野橋」から少し寄り道、県道403号道路に出て、最初の信号を左折、道なりに進むと日本一小さな牧場「ミルクハウス 飯田牧場」があります。ジェラートは380円。定番のミルクの他、ブルーベリー、玉子入りバニラも美味しかったです。
「境川サイクリングロード」の終了地点、「境川大橋」から一般道を江ノ島まで約7キロ。「生しらす丼」「釜揚げしらす」ののぼり旗があちこち出てきます。ふっくらぷりぷり、微かな塩気とほんのりとした甘味がご飯にぴったりの「しらす丼」を、と思ったのですが、雲行きが怪しいため一先ず先を急ぎます。鵠沼海岸辺りには「湘南海岸公園」「新江ノ島水族館」もあります。ここから茅ヶ崎に向け太平洋沿に伸びる、全長17キロの「湘南サイクリングロード」に突入です。

「湘南サイクリングロード」は、「湘南海岸・砂浜のみち」と言われ鵠沼から茅ヶ崎の海岸線に沿った全長8.4kmの自転車歩行者専用道路で、1968年に国道134号の自転車歩行者専用道路として建設されました。高低差がほとんどなく、湘南の魅力満載のルートです。先ずは浜で波を待つサーファーたちの姿を横に眺めながら、ゆったりと進みます。

 

心地よい海風に吹かれ約5キロで辻堂海浜公園、更に5キロで烏帽子岩が見えてきます。烏帽子岩は、沖合1.8kmにある大小30数個の小さな島々が集まった姥島岩礁群の中央に突き出た岩礁で、高さ約14m。公家や武士がかぶっていた烏帽子に形が似ているのでこの名がついたんだそうです。
程なくサザンビーチの茅ヶ崎海岸に到達。サイクリングロード出口から、JR茅ヶ崎駅まで一般道を走行。茅ヶ崎駅ビルにて漸く「しらす丼」にありついて、本日終了。麦酒が美味い。サザン永遠の名曲「希望の轍」の発車ベルに送られ東京行きの列車の人に。お疲れ様でした。次回は年末年始にギアステーション番外編でサイクリングしましょう。ではまた。

2016年8月13日:河口湖→沼津 一泊
今回も日本版(解説は関口さんです)。
日本に昨年帰国したギアステーションの元メンバーと、富士急行河口湖駅に集合。先ずは左手湖面に映える富士山を眺めながら一週18kmの河口湖を逆時計回りで半周回します。

河口湖大橋を過ぎ、真正面に富士山を仰ぎ見る高級旅館群を擁する湖北ビューラインを西に進みます。所々にあるトンネルは湖側の旧道に逃げつつ、長浜交差点を右折して、足和田の9度の坂登りに凹みつつ、文化洞トンネルまで距離にして1キロ、やっとのことで100mばかり登り切ると西湖。静かな湖畔にはキャンプ場が点在します。

139号線で精進湖を掠め富士パノラマラインで、次は富士五湖で水深が一番深く透明度も高い本栖湖。千円札の裏面の富士山は本栖湖から見たものだそうな。本栖交差点を右折すると、県営駐車場があります。因みに西湖と本栖湖、精進湖は標高が同じ902mなのに、県道はどういうわけかいつまでも登る登る。。。。上九一色村を過ぎる、青木ヶ原樹海を掠める頃から139号線は富士宮目指して南下、富士山ダウンヒルの始まりです。


途中、サイクリストが多く集まる朝霧高原の「ミルクランド」で、独特の味付けとコシのある麺で有名な「富士宮焼そば」を食べ一服です。
橋桁がやたら高い、第二東名を越える頃には、富士ダウンヒルも最終段階に。富士宮の居酒屋で元メンバーたちと台湾の想い出話に夜は更けてゆくのでした。
翌朝は富士宮旧東海道から散走開始。「永谷園のお茶漬け」の付録に付いていた、安藤広重「東海道五十三次 吉原の左富士」。。。今は交差点の一本松ですが。。。に向かいます。吉原の左富士は、江戸時代何度かの津波に洗われ、旧東海道の吉原の宿がJR吉原駅付近の元吉原から内陸の本吉原へ場所を移したため、京に向かう街道が思い切り北東へ曲がり、その結果「いつも右手にあるはずの富士山がこの辺りでは街道の左側に見えるようになった」ようです。海抜が低いんだなぁ。
東海道新幹線の高架を潜り、東海道線も過ごせば「田子の浦」。漁業協同組合食堂には、昼食には早い時間ながら既に観光客で一杯。名物「(ニシンとシラスの)親子丼」と、1日10食限りの「日本一丼(日本一鮮度の生しらすと日本一漁獲量の生桜海老の二色丼)」を食します。透明のシラス、新鮮です。


シラス料理店が並ぶ「シラス街道」巡りの後は、右手に雄大な太平洋、左手に松の防風林を見ながら、太平洋の堤防上を一路東に。。。ちょうど良い腹ごなしです。田子の浦港(赤灯台)から沼津港までの堤防には、サイクリストが集います。暫く走ると「マリンプール」、さらに原付近からは「千本の松原」いわゆる防風林が続き、晴れれば松林越しの富士山を見る事が出来るようです。内浦湾越しに伊豆半島を望む絶景、海を渡る潮風に吹かれ、太平洋に沿って走りながら、花蓮南端の海岸サイクリングに想いを馳せたのは私だけ、だったでしょうか。


沼津に近づくに連れ釣り人が増え、やがて堤防の終点「沼津港魚河岸」に到着。海鮮割烹料理「さかなや千本一」で、沼津名物「ぬまづ丼 桜海老かき揚げ(ひつまぶし風)」を堪能です。ほっかほかご飯に、アジの干物にぬまづ茶を粉にした茶塩、サクサクの桜海老かき揚げがビッシリのって「ぬまづ丼」登場です。まずは、「かき揚げどんぶり」として食します。サクサクの桜海老の香ばしさと、茶塩の風味が幸せ。残りご飯が三分の一になったら、店員さんのご指示通りだし汁を注ぎ、天茶漬けに。サクサク香ばしい海老が、ふんわり甘く優しい味に大変身です。
至福の食事の後、無事JR沼津駅に帰投、JR東海道線で東京に向かいます。因みに「割烹」 とは、会席料理、懐石料理、精進料理に対する呼称として使われ、江戸料理に対し、上方の料理を「割烹」と呼んだことから、江戸後期に高級料理を割烹と呼ぶようになったそうです。
というところで番外編第2段も、無事満腹の内に修了。めでたしめでたし。


2016年7月31日:多摩サイクリング
一時帰国で日本に戻ってまいりました。このギアステーション、サイクルイベント開始時の執筆者(関口さん)とサイクリングの計画が何回かあります。今日からしばらく教養溢れる関口節にバトンタッチです。

-関口-
梅雨明け後の始めての日曜日、前夜の天気予報は「雨」、諦め掛けてていたところ、朝明けてみれば雲一つない青空。強烈な朝日に叩き起こされ、「普段の行いだよな」などとほくそ笑みつつ、輪行で小田急線「和泉多摩川駅」に集合。今日は昨年帰国メンバーと「ギアステーションツアー番外編@多摩サイ」です。

喜多見駅付近の「きたみふれあい広場」から「野川自転車歩行者専用道」を北上。野川は国分寺崖線に沿い、小金井市、三鷹市、調布市世田谷区玉川で多摩川に合流する、全長20kmの多摩川水系の一級河川で、近年は「夜桜ライトアップ」でも有名な人気スポットです。カワセミも生息する野川の清流を横目に上流に向かうと、武蔵野の緑は益々濃く、樹々が直射日光を遮る、緑のトンネルを駆けると、川面を吹き抜ける風は飽くまで爽やかです。

「深大寺」「国立天文台」を経て、程なく「調布飛行場」に到着。「調布飛行場」は1941年に軍民共用飛行場として開設され、旧日本陸軍が使用。現在は大島新島など離島向け定期便が発着しています。早速、日本エアロテック社の格納庫に隣接する「プロペラカフェ」で一休み。滑走路に面したテーブルから、プロペラ機の離着陸を心ゆくまで楽しめます。

エアコンの効いたカフェで、「季節の特製アイスクリーム」を堪能。真夏のサイクリングならでは、有難いことです。

「調布飛行場」を後に、次は昼食ポイントを目指します。「野川公園」「多磨霊園」を経て人見街道、甲州街道と進み「東京競馬場」の先の「大東京卸売市場」に到着です。巨大な市場の建物には生鮮食料品から生活雑貨まで約90店舗が軒を連ね、中でも今日は「賄い丼」を目指してやって来たのですが、残念ながら夏休期間???、唯一営業中の「来々堂さん」でコッテリ豚骨拉麺を頂きました。

昼食を終え、愈々本日の目玉「多摩サイ(多摩川サイクリングロード)」を走り始めようとした刹那、一陣の風と共に辺り一転俄かにかき曇り、土砂降りに。咄嗟に「府中市郷土の森」で雨宿り、待つこと15分。何と南の空から薄日がさしてくるではありませんか。気を取り直し「多摩サイ」突入です。本当はもう少し上流の「国立温泉」で一風呂浴びて帰る積もりでしたが、俄か雨を警戒し断念。雨上がりの抜けるがごとく青空に、眩いばかりに映える多摩川を眺めながら、下流に向けてひた走ります。 河川敷の野球少年達、ずぶ濡れだったよなぁ。「稲城大橋」「京王閣競輪場」「稲田堤」を経て「狛江の五本松」「ススキ野」まで一時間足らず、予定より早く「和泉多摩川駅」に帰着です。今日の多摩川は今までで一番綺麗だったかな。多摩川を走りながら台北の「大漢渓自転車道」に思いを馳せていたのは私だけ、ですかね?ではまた。

2016年7月17日:日月潭
いつかは行ってみようと思っていた日月潭です。新幹線で台中まで行きます。

そこからバスで日月潭、水社碼頭廣場を起点に1週します。

台風の後であったため、自転車道が一部閉鎖されており、自転車を担いでこの階段を登らなくてはならない破目に、
上の道路まで何段登らなくてはならいのか?聞いてみたら、この段が7/16、1番上は12/31とのこと(有名人の誕生日が刻んである)。160段以上だ、覚悟して登っていきました。

ここからは一般道です。



ここが一番高い場所、雨が降ってきたので一休みすることにしました。

落石注意の看板が有り、実際にバラバラと石が落ちてくるではないですか!ヘルメット必須です。

日月潭周回道路とはいえ思ったより起伏が激しく、最後の登りは結構こたえます。
道の横に目だって見えるヒョロッとした樹、なんだろうと思い後で調べてみると檳榔(びんろう、中国読ビンラン)でした。
日本では馴染みが有りませんが東南アジアでは一般的、ガムみたいに噛む習慣性のあるタバコのような物。
国道沿いにガラス張りの部屋を作って放射状のネオンの下、若い姉さんが売っているのがこれです。

一般道から、自転車道に導く看板とトンネルがありましたが、閉鎖されていると感じ、一般道を更に行くことにしました。

最後の上りを登りきると起点の水社碼頭廣場に戻ってきました。

再びバスに乗り台中新幹線駅を目指します。
大勢の人が並んでいましたが、昼食をとり休んでいるとバスの本数も多くどんどんはけていき、すぐに乗ることが出来ました。
しかし帰りの道は台中市内から日月潭への観光道路1本のみのようで、
大渋滞。時刻表どおりにはぜんぜん着きません。日月潭での人の数を考えると、休日はいつもこうなんだろうなと思いました。

一周約30Km、標高差もたいしたことはありませんが、新幹線に乗るためにフォールディングバイクで来たこともあり、思っていた以上に大変でした。
また機会があれば、サイクリングロード側を走ってみたいですね。


2016年7月3日:大学風呂→花月
今回は行き当たりばったりの軽いポタリング。
頂埔駅で路線バスを待ちます。大溪行きを待っていたのですが、なかなか来ないので三峽行きに乗ってしまいました。
路線バスは運良くがらがら、ちゃんと自転車を載せる表示がありましたが、毎回このバスが来るとは限らないと思いますので、運不運があります。手前の袋は布団では有りません。布団ケースに入れたブロン布団。

このバスに乗ってきました。

GPS軌跡のスタートは、「大学風呂」からです。

「大学風呂」とは何でしょう?辞書を調べても中国語に風呂は見つかりません。どうやら、台北大学大学寮の名前のようです。立派な高層ビルが何棟も建っています。
そこから、たらたら走り鶯歌のベトナム料理で昼食です。

夕方に桃円の花月と言う日本料理屋に行くことにしています。
時間が有るので、桃園の自転車道を散策します。
不思議な写真を2枚。
左:来そうもない汽車をホームで待つお客さん。
右:突然垂直に着陸してきた戦闘機。

亜熱帯に位置する台湾らしい風景。
左:熱帯らしい植物がサイクリングロードの周りにいっぱい。
右:公園に「毒蛇注意」の看板。

このビルの裏側が(どっちが裏か表かは分からない)日本料理店「花月」。

今日はここまでです。

2016年6月26日:桃園駅→台北駅→基隆駅(台鉄移動)→基隆→福隆→宜蘭→台鉄で戻る。
今回は台湾北東部の海沿いの国道2号線を基隆から宜蘭まで走りました。きつい上りはないものの、すっかり夏の炎天下、気温は三十数度と思われます。基隆駅を出るとそこは海洋広場。今回は豪華客船は停泊していませんでした。

海岸沿いを進むと、九份は右折の標識。前の山は基隆山。九份は基隆山の右手奥の方にあります。

更に進むと、古い要塞のような建物が、、、、水湳洞と言う地名でググッて見ました。台湾版ウィキペディア-維基百科によると、水湳洞は日本統治時代の銅の鉱山で下の写真、左の方は13層からなる銅の精錬工場のようです。

海岸線をひたすら進みます。

海岸線をまだまだ進みます。

ついに福隆に到着、時間も昼時、いつものように鉄道弁当を頂きます。右上は名物福隆便當(弁当)60元、
右下は鶏腿便當80元。漬物の塩気が塩分補給にGoodでした。

福隆から宜蘭の平野に入ってくると、海から徐々に離れ景色は変化してきます。

福徳坑渓の河沿いには長そうなサイクリングロードが見えます。台鉄の時間が有るのでそのまま国道を宜蘭に向かいます。

16:03の自強号に対し1時間弱の余裕をもってキリンの宜蘭駅に到着です。

総走行距離は84Km、福隆でのトンネルショートカットで5Kmほど短縮できました。
「自強号で車掌さんがデカイ荷物は追加料金を取ると言って、料金が2倍になってしまいました(初めてです)。
桃園駅で降りる時に改札のおじさんに、追加料金切符を見せて「これが正式なんですか?」と聞いてみても、、、、
「あーあー、うーうー」との返事であいまいでした。
どうやら最近規定が変わったとの話もありますが、はっきりしたことは分かりません。
自強号の荷物車両12号車に車掌さんが来るのはまれなので、暫らくあいまいにしておくことにしました。
田舎の駅では、乗り越し料金も要らないよと言う曖昧な台鉄ですから、またいいことも有るでしょう。
 

2016年6月12日:松山駅→瑞濱→基隆→金山
きれいになった松山駅のそばから基隆河に入るとレインボーブリッジです。
対岸に渡り上流に向かいます。

汐止の手前、前回来た時には黄緑色の橋は完成しておらず、ごつい橋だな思って、きっと「ゲートブリッジ」と言う名前になると予想していましたが、「新社后橋」でした。

五堵駅の手前まで来るとサイクリングロードの終点です。「星光橋」の辺りも、台湾鉄道沿いなので住宅地が密集しています。

一般道を走り、七堵駅→八堵駅を過ぎたら、5号線から2丁号線に入ります。

瑞濱の海岸に出ます。ここから基隆に向かいます。

今日も基隆港には大型客船が停泊していました。

基隆から野柳の半島を横切ります。本当は野柳にある奇岩を見に行きたかったのですが、時間が無く、金山に急がなくてはなりません。

台湾最大の第2原発の横を通り、台北行きのバスの始発駅である「金山青年活動中心」へ向かいます。

このバス、自転車を載せられるのか?一抹の不安がありましたが、まったく問題ありませんでした。
10分毎に出るバスの乗客は我々2人を含め合計3人。台北に着くまで3-4人の乗り降りがありましたが、
本数を減らして、末永く路線を維持してもらいたいものです。
今日の総走行距離は74Kmでした。



2016年5月21日:大稲埕碼頭→新店(碧潭)→三峡→南樹林→大稲埕碼頭
今回は日本から「六甲アイランド・サイクリング・クラブ メンバー様」が台湾にみえ、久しぶりの大人数(計9名)でのツアーとなりました。台北のサイクリングロードを1日でガッツリ味わってもらうため、てんこ盛りルートを用意しました。
まずは定番の大稲埕碼頭8:30集合です。サイクリングジャージがばっちり決まっています。決まってないのは私とカメラマンの現地メンバー2人。

ご挨拶の後、大稲埕碼頭を新店とは逆方向に北上し、いきなり不意を突きます。不意を突いたと思っているのは、現地メンバー2人だけですが、、、。すぐに自転車道が拡張された台北大橋を渡り、対岸に渡ったら淡水河を上流に向かいます。最初に体験していただくのは新北大橋の「超高架自転車道」です。

新北大橋を渡ったらすぐに華江大橋を渡っちゃいます。3連続橋渡りで方向感覚は無くなったはず。
ここは淡水河が上流に向かい大漢渓と新店渓に別れる地点、今日のコースは新店渓をさかのぼり大漢渓から戻ってくると言う、最近あみ出した必殺技コースです。
しばらく行き「馬場町記念公園」付近で休憩です。この辺は「新店渓」がうねっているとこなので、南に向かっていると錯覚しているところに不思議と台北101(103では有りません)が対岸右方向に見えます。

しばらく行くと、景美渓への分岐点があり、道なりだと景美渓、台北動物園や猫空方面となります。今回は右方面、小さな橋を越えて新店渓を進みます。
 余談)ここで道に迷って泣きそうな台湾のお姉さんに新店にはどうやっていくの?と聞かれました。「俺も行くから付いて来い」と決めてしまいました。
新店にもう少しで着くと言う所に綺麗な歩行者&自転車専用の「陽光橋」があります。渡らないのですが、元気なメンバーは記念写真を撮りました。
 泣きそうな娘は元気を取り戻したのか、日本人の団体と気付き言葉がほとんど通じないと思ったのか、いなくなってしまいました。

さっそうと走る六甲アイランド・サイクリング・クラブのメンバーです。

新店(碧潭)に到着です。
ハート好きな台湾人は、いたる所にハート名所を作ります。ハートの下の文字は「BiTAN (碧潭)」です。

下の写真は「碧潭吊橋」。
またもや橋の上で手を上げるメンバーです。
六甲地方の写真ポーズかもしれません。
一番左の現地メンバーはしてません(京都出身)。
関東人(私)だったら今だにピースですから、指先がチョキになるはずです。
(ご協力ありがとうございました。)

若干お腹がすいてきましたが、ここからは大漢渓を目指して、一般道で軽い山越えとなります。昼食は三峡までおあずけです。



一般道で山越え中です。

三峡に到着です。まずは三峡老街を見学。ここの名物はソフトクリームとクロワッサン(固くてイマイチ)ですが、
私は後輪のパンク修理で名物の御紹介が出来ず、すみませんでした。

やっと昼食です。三峡にある「鼎豊懐舊客家美食」という食堂で客家料理をいただきました。
ラッキーにも自転車を屋根のあるスペースにまとめて置かせてもらうことが出来ました。

コンビニで各自飲料を補充します。
ここからは北方向に戻ります。まずは一般道から三峡河のサイクリングロードにちょこちょこっと公園内を通って入ります。(なんで幅30cmの石畳を走らなくてはならないんだと思ったことでしょう)。きれいな自転車道に出たらしばらく走ります。大漢渓は左岸の方がきれいで変化に富んでいます。柑城橋を渡るためちょっと無理して、自動車専用道路みたいなところを走ります(スクーターも走っているので自転車もOKです)柑城橋→柑園?二橋を渡り大漢渓左岸に出ます(台鉄-南樹林駅付近)。ここから台北に向かいます。
きれいな池の前で小休止です。
(写真には有りませんがラジコン飛行機場で大休止)

右手に大漢渓を見ながら長い土手上のサイクリングロードを進みます。

しばらく行くと歩行者/自転車専用の「月光橋」が見えてきました。ここで右岸に渡ります。

再び大漢渓と新店渓の合流地点に戻ってきました。
最後の休憩です。
ここから、華江大橋を渡り、淡水河を下って大稲埕碼頭(出発地点)に戻りました。

皆さんご苦労様でした。
ぐずつく天気の中でしたが、大雨は降らず、とても楽しいツアーで大成功でした。

全行程 約71Km、高低差120mと言ったところでしょうか。
六甲アイランド・サイクリング・クラブの皆様
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。






2016年5月8日:桃園巨蛋→林口縦断→八里→観音山→五股
日本に帰国していたため久しぶりのイベントです。林口の高台に登り、八里のほぼ0m地帯まで降り、再び観音山に登るという、過激なコースでした。そのまま桃園まで自転車で戻ったため、距離も長めになりました。
桃園巨蛋から北西に海に向かいます。まだ開通前のMRT飛行場線にぶつかったところから林口の高台を目指します。 
林口の街で昼となり、食べ物やさんを探しながら、走ります。今日の昼食は麺です。

食事休憩が終わると、八里に向かい下り始めます。一番下まで降りるとすぐ観音山の激坂が始まります。
高度350mくらいですが、しつこいくらいの激坂で大変です。
(高度800mまでの一般坂の方が楽ですね)
頂上で一休み、台北が見渡せますが、霧がかかっておりいまいちです。

五股まで長いくだりをひたすら下り、ここで再び桃園まで戻るためのエネルギー補給をしました。各種饅頭を取り揃えている、「佳味包」と言うお店で、肉まんとシイタケ野菜饅頭を食べました。
ここからは長い長い平地の復路の始まりです。
桃園に着く頃には日が沈み、辺りが暗くなってきました。
強力ヘッドライトとテールライトを取り付けると、周りのバスや車がこちらを認識してくれるので、安心です。
 
本日の総走行距離約90Kmでした。

 




2016年3月6日:淡水駅→大屯山頂上→北投駅
今回はツアー始まって以来の1000m越えのヒルクライムに挑戦です。台北では自転車で行ける一番高い場所です。
いつかは挑戦したいと思っていましたが、メンバーがまもなく日本に帰国すると言うことで決行です。
集合は淡水駅。

道路は街中から、山道に変わってきます。途中の派出所(交番)で一休み、ここには自転車用の休憩所が作られています。淡水から陽明山を目指すルートは一番上り坂の角度がゆるく工程が長いルートです。

すでに雲の上まで登ってきました。下には桜の花、淡水河が見えます。

大屯山自然公園まで来ました。ここは海抜約800mです。

一般にはここまで上り、数ある下り道を選び台北方面に降りていくと、陽明山に登ったということになります。
しかし本日は、更に上を目指します。あと200mチョイです。

ここからは超激坂!!。何が何でも自転車のペダルをこいで登りきる!!
と言う体力と根性の持ち主は約1名のみ。
その他のメンバーは自転車を押し押し頂上を目指します。

なんとかたどり着いた頂上から眼下にはもやのかかった台北市が一望できます。
写真はコントラストを上げて建物が見えるように加工しています。
基隆河、淡水河、そして左上の方に鉛筆のように台北101のビルが見えます。

手前の街のズームです。



一休みしたら一気に北投まで下ります。ブレーキをかける手がしびれてきます。

ちょっと遅い昼食を新北投駅のそばの半屋台で取りました。
下はおまけの写真。

本日は走行距離45Km、最高標高地点1095mでした。



2016/2/28:鴬歌→石門水庫→龍潭大池→中歴
今日も鴬歌龍窯橋集合です。
台北の北は海ですので、桃園に移転し、活動範囲が南よりになってきたのは正解かな、などと勝手に思っております。

鴬歌龍窯橋から大溪自行車道に入り、景色を楽しみながら走ります。のどかな田園風景、大溪老街を左手に見ながら更に南西に向かいます。


水を張っている田んぼの中の一本道を進んでいくと、川の横をぐんぐん登っていく自転車道があります。
しばらく行くと既に五分咲き程度の「桜花歩道」になります。

 ここを過ぎると一般道で最後の上りを登りきれば石門水庫ダムです。
下の写真は右側が2015/4/4の水不足時のぶざまな姿です。最近は雨ばかりでダムも満杯でした。

ここから北に向かい中歴駅を目指しますが、まずは腹ごしらえです。

十分休憩を取ったら、出発。途中龍潭大池で小休止を取ったあと中歴駅までまっしぐら、中歴駅の写真を撮るのを忘れてしまいました。



総走行距離は72Kmでした。

過去の記録
2014/5/11---2015/4/26
2015/5/17---2016/2/21