さて今回の予定は、「環北站」から自転車でできるだけMRT沿いに「台北站」に行き、そこからMRTに乗って、「環北站」に戻ってくるというものです。 MRT沿いの道はほとんど区間ごとには走ったことがあるのですが、林口の高台に登る一番MRT沿いの道は初挑戦です。 また、三重市あたりに降りて来て、橋を2箇所渡るか、サイクリングロードに入り込むかのあたりも行き当たりばったりです。さらに、MRTに自転車を載せるには厳しいサイズ制限があります。これは最後の写真で御紹介します。 まずは家から「環北站」まで、できるだけ走ったことの無い道で進みます。   「環北站」に到着です。この駅は地下にあります。さあスタートです。  しばらく行くと、線路が地上に出てきます。  そのまま高架線となり空港方面へと続きます。この路線、全線、地下か高架線で、道路と同じ面はありません。 踏み切りもありません。  最初の駅は「興南站」  道路は坂を下っていきますが、MRTの高架線は高さを維持し、柱が延びた印象です。  次の駅は桃園国際野球場がある「桃園體育園區站」です。  さらに、「高鉄桃園站」へと進みます。MRTは高架線、新幹線は地下を走っています。  しばらく行くと新幹線も地上に出てきます。奥にあるのはMRTの高架です。  新幹線から90度曲がり空港方面へ、「領航站」です。  さらに「横山站」。   桃園空港の一個手前は「大園站」。  今回は空港内に入れるのか分からなかったので、とりあえず空港の西側を通ってみました。右に滑走路があるため道も一直線です。   「空港ホテル」「第2ターミナル」「第1ターミナル」の3駅をとばして、次は「坑口站」。  遠くに見えるのは「山鼻站」。   ここからしばらく駅は無く、田んぼや畑の中を進み、その後、林口の高台へググーと登っていきます。 左下の写真、小川沿いで放牧です。 右下の写真、上に見えるのがMRT,遠くに高速道路が見えます。  左下の写真、MRTに沿ってグイグイ登ります。 右下の写真、高速道路の側道までたどり着きました。左の方にMRTの線路が見えます。遠くに林口のビルが見えます。  やっと「林口站」に到着です。  高速道路上の橋の上から撮影。2本の高架線も同じ高速道路の追加車線です。 奥の方に高速道路を斜めに横切っているのがMRTです。  「長庚醫院站」  MRTは林口の高台をさらに高架線で走っていきます。  ここはまだ、林口の高台、MRTはいきなり地下へと入っていきます。  「體育大學站」は地下駅になります。一方自転車は、ここから一気に台北方面にかなり急な下り坂を進みます。  下り坂の途中、突然MRT高架線が出現、はるか空の上を走っています。  ほぼ平地に着くころ、MRTも森の中から出現し、広い道路上（縦貫公路）を進みます。 「泰山貴和站」  「新莊副都心站」 → 「新北産業園區站」と進みます。  ここから2本の川を渡らなくてはならず、サイクリングロードに入り込めば、走りなれた懐かしい道で台北まで行けます。 しかし今日は、写真を撮りながら、かなりのスローペースでここまできてしまったため、先を急ぐ必要があります。 2本の川は、バイクと一緒に渡り、台北まで真っ直ぐのコースをとることにしました。 下の写真は橋の上から「三重站」。  思ったより快適なバイク道。いきなり孝忠西路の橋の上から、新光三越、101、台北駅を一望し、桃園MRT、A1出口へ迷うことなく目視確認しながら到着です。建物の中に入ると、ほとんど人がいなく、荷物を広げ自転車を分解して乗車準備です。実は、以前台北に来たときに桃園エアポートMRTに自転車を載せる場合のサイズ制限を駅員さんに聞いています。 よく探すとホームページにも乗っています。ついでですので、台湾新幹線や台鉄等も調べてみました。 最長辺165cm以下、縦横高の合計が220cm以下というのと、 最長辺150cm以下、縦横高の合計が220cm以下というのの2種類です。MRTは上の方ですが、220cm以下を守るには、 最長辺150cm以下が守れてしまうようです。 下の写真は、前後輪をはずし、ハンドルをはずし、フォークをくるりと回し、サドルをはずし、リアディレーラーまではずしています。ここまでやればサイズは110x70ｘ35cm（合計215cm）です。 一生懸命小さくしたのに駅員さんは見向きもしてくれません。すんなり乗車です。  一日MRT沿いに走り、いろいろな風景を見てきました。MRTの高架の高いところからもう一度景色をおさらいしながら帰路に着きたかったのに、すでに日が沈み外は真っ暗で見えるのはビルと道路の照明だけです。残念！！！ 今度、用事で台北に行ったら明るいうちにこの路線で帰ってこようと心に決めた次第です。 「環北站」で自転車を組み立て、7-8Km走り、無事家に着きました。 本日の走行距離は87.5Kmでした（MRT乗車区間除く）。  高度表示、後半はMRT内、地下も走行するため不正確です。  おまけ。 乗車料金情報です。 ＜台北-中壢車站＞ 桃園エアポートMRT： NT160（将来開通予定） 国光バス： NT$81 台鉄： NT$51 ＜台北-桃園エアポート＞ 桃園エアポートMRT： NT160 国光バス： NT$140 ＜台北-高鉄桃園＞ 桃園エアポートMRT： NT160 高鉄： NT$155 |
